ガブリエル・ジャネー=マニラ(アルガイダ、1940年)は小説家、エッセイスト、教育学者。1975年から大人向け小説とエッセイと、児童文学の両方を執筆してきた。児童文学では1975年ジュゼップ・M・フォルク=イトラス賞や1994年スペイン国民児童文学賞など、権威ある賞を受賞している。マルコス少年と野生で育った子どもの教育の問題点を論じた自身の博士論文に基づいたエッセイを1979年に出版。30年を経て、このマルコス少年の物語は熟し、この『ぼくはオオカミと遊んだ』という小説となり、2009年ジョアキン・ルイラYA小説賞を受賞した。