フアナ・コルテス・アムナリス(1966年、オンダリビア生まれ)は哲学の学位を持ち、短編小説、長編小説、児童文学の作家。マドリード在住で、2004年に文学活動を開始。200以上の短編小説の賞を受賞、その中にはウチャ・デ・オロ賞第2位、ガセタ・デ・サラマンカ賞、ホセ・カルデロン・エスカラーダ賞、トマス・フェルミン・デ・アルテタ賞、レオポルド・アラス・クラリン賞、イグナシオ・アルデコア賞等がある。また、上梓した短編集は『Queridos niños(親愛なるこどもたち)』(2009年アルカラ市小説賞)、『Las Batallas silenciosas(静かなる戦い)』(Baile de sol、2012年にスペインで出版された、最も優れた短編小説集に送られるセテニル賞でファイナリスト)、『Cenizas(灰)』(2021年ティフロス賞短編小説部門)。長編小説では『Las Sombras(影)』(2015年ティフロス賞)や『Los ausentes(不在者たち)』( Espasa、2021)がある。児童・YA文学でも活躍し、『Corazón, mano, corazón(心、手、心)』( Everest)でアベリーノ・エルナンデスYA小説賞を受賞した。