1977年バダロナ生まれ。歴史の教師、作家。子供の手が何色もの色粘土を混ぜ合わせるように、情熱と仕事を両立させている。新聞「ディアリオ・ハエン」、「クロニカ・グロバル」などのメディアや文芸雑誌「ファブラ」、また「アバコ」、「エル・トロ・セレステ」、「パネンカ」などの雑誌に記事やレポート、文芸作品を多数発表している。コミックの世界にも挑戦、常にコンビを組んでいる作画のフアコ・ビスエテと共に、現在は絵本『(Geografía e) Historieta((地理と)漫画)』を出版予定。ショートショートの分野ではすでに成功しており、ツイッター小説『Hendaya de Criptana(クリプターナのヘンダヤ)』で2017年、シグノ・エディトレス主催の第1回ショートショート・コンクールで審査員賞を受賞。本書『Olivos de cal(石灰のオリーブ)』は著者初の長編小説で2019年にバレンシア・アテネオ・メルカンティル国民小説賞を受賞、また2016年に第20回バダホス市国際賞最終候補作品にもなっている。