1977年バルセロナに生まれ、間もなくマドリードへ引っ越す。19歳で初めての小説In(h)armónicos(不調和な人たち、若き才能賞受賞)を出版、同年に劇団「アルマンドはぼくを呼ばない」を立ち上げて初期の脚本を上演した。文献学の博士号を持ち、現在は教職、小説家、劇作家といくつもの顔を持つ。La edad de la ira(憤怒の年代)で2010年度のナダル賞最終候補。小説の代表作にLas vidas que inventamos(でっち上げた人生)、La inmortalidad del cangrejo(カニの不滅)、また若い読者に大好評のYA作品にEl reino de las Tres Lunas(3つの月の王国)や本書Los nombres del fuego(火の名前)がある。劇作家としてはスペインだけでなく諸外国でも劇を上演し、戯曲を発表している。