ファクンド・マネスは、アルゼンチンの神経科医で神経科学者。世界神経学連合の失語症、認知症、認知障害研究グループの責任者でもある。現在所長を務めるアルゼンチンの認知神経研究所(INECO)、ならびに、ファバロロ財団神経科学研究所(ブエノスアイレス市)を創設した。両研究所は、認知神経科学における独創的な科学出版の分野における国際的リーダーを果たす存在だ。
マテオ・ニーロは、ブエノスアイレス大学で文学学士号を取得し、現在は同大学博士課程でグロトポリティックス(言語学の分野のひとつ)の研究に取り組むかたわら、記号学を教えている。ファクンド・マネスとともに、テレビシリーズ「Los enigmas del cerebro(脳のなぞ)」(C5N)、「Cerebro argentino(アルゼンチン人の脳)」(TecTV)を制作し、本書の執筆も共に行なっている。