エルナン・ロンシノは1975年、アルゼンチンのチビルコイで生まれる。小説『La descomposición(腐敗)』(2007)、 『Glaxo(グラクソ)』(2009)、 『Lumbre(輝き)』(2013)、『 Cameron(カメロン)』(2018)とエッセイ『Notas de campo(田舎の記録)』(2017)を出版。毎年ベルリンでひとりのラテンアメリカ出身作家に贈られるアンナ・ゼーガース賞を2020年に受賞。2021年にはブエノスアイレス市文学賞を受賞している。作品はこれまで8カ国語に翻訳出版されている。