作者のエレナ・ゴメス・デ・ラ・プエルタはドイツで生まれ、マドリードで育った。行政学およびマーケティングの課程を修了し、やがてアートと音楽の世界に入りロードマネージャー(ライブツアーの現場管理責任者)などを務めた。起業家でもあり、国内外の最も有名なホールなどで公私にわたり音楽プロジェクトやコンサートを成功させてきた。カミロ・セストの友人で、彼の生粋のファンでもあるエレナは、迷うことなく、カミロと組んでこの伝記プロジェクトを立ち上げた。本書は、カミロ・セストのこれまで知られていなかった情報や本人のコメントを含んでおり、このアーティストの人生を振り返る、他に類のないドキュメントに仕上がっている。