執筆に大きな情熱を抱いていたエロイ・モレノ(カステリョン生まれ)は、小説第一作『El bolígrafo de gel verde(緑色のゲルインクボールペン)』(当サイト2011年紹介作品http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/el-boligrafo-de-gel-verde)を自費出版するという冒険に乗り出し、その結果20万部以上を売り上げた。2018年には本書『Invisible(透明人間)』を上梓。この作品はすでに20刷の再版を重ね、様々な言語に翻訳されている。最新作『Tierra (地球)』(2020、当サイト2021年紹介作品http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/tierra)は出版されるとすぐにベストセラーリストの上位に躍り出た。また、大人と子どもの両方を対象とした3巻のシリーズ『Cuentos para entender el mundo(世界を知るための物語)』も出版している。