ディエス・デル・コラール=イ=ペドルッソは、1911年ログローニョに生まれ、1998年マドリードで没している。法学者、作家、政治学者で、1943年3月から1949年4月まで国会議員も務めた。マドリード中央大学(現在のマドリード・コンプルテンセ大学)で法学を学び、ベルリン大学とフライブルク大学に留学経験がある。マドリード・コンプルテンセ大学の教授、雑誌「西洋の雑誌」の編集者、内閣の法律担当、3つの王立アカデミーの会員(科学哲学及び政治学アカデミー。ここでは代表も務めた。王立サン・フェルナンド美術アカデミー、王立歴史アカデミー)。さらにソルボンヌ大学では名誉学位を授与。1942年に国民文学賞を、1988年にはアストゥリアス皇太子賞(社会科学部門)を受賞。歴史問題や政治思想に関する著作がある。中でも、『El liberalismo doctrinario(正理論派自由義)』 (Instituto de Estudios Políticos、1945)が有名。