/

Authors

/

Daniel Hernández Chambers

Daniel Hernández Chambers

ダニエル‧エルナンデス=チャンベルス

ダニエル‧エルナンデス=チャンベルス:作家、翻訳家。エベレスト、アラ‧デルタ、アランダール、イビ市など多数の賞を獲得。

ブランコス山脈の向こうに、ひとつの島が出現した。その島には枯れ木が1本あり、その木には6羽のカラスがとまっている。伝説によれば、カラス列島と名付けられた6つの島々はそのカラスとともに生まれた。気まぐれな海や風や魔法にゆだねられているその島にいるのは、水のドラゴン、絶望した残忍な王たち、預言が達成されるまで同じ場面を何度も繰り返し生きる定めを持つ幽霊、呪い、異世界への窓を開くお酒、血のクローバー、石の迷路、迷子の子どもたちなど。その中にいるナイアという少女は、ある日盗まれた一番大切なもの、つまり自分の弟を見つけようと決意していた。

詳しく見る

Daniel Hernández著『Archipiélago de cuervos』の表紙
児童書・YA

カラス列島

Archipiélago de cuervos

ダニエル‧エルナンデス=チャンベルス

Daniel Hernández Chambers
Grupo Editorial Bruño

世界的に著名な作家たちが登場する7つの短編集。共通のテーマとして戦争がもたらす破壊と死、そしてそれらに打ち克つ、逆境を前にした希望の視線、不幸を乗り越える強さ、団結の絆を描く。それぞれの短編に登場するのは、まず避難民の少女が感動的に語るリッチマル・クロンプトン、エレナ・フォルトゥン、詩人のミゲル・フェルナンデス、フェデリコ・ガルシア=ロルカ、ラファエル・アルベルティ、ガブリエル・セラヤ、文芸クラブとフェミニズムに関連してグロリア・フエルテス。そしてゴンサロ・モウレが一人称でフランコ独裁時代の経験を詳細に語り、飛行家アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの晩年も描かれる。インタビューから証言、年代記風の作品まで、語り口の多彩さと文学的価値が特徴の短編集だ。

詳しく見る

児童書・YA

戦争のさなかに書かれたもの

Escritos en la guerra

ダニエル‧エルナンデス=チャンベルス

Daniel Hernández Chambers
Kalandraka Editora