クカ・カナルスはバルセロナ⾃治⼤学で情報学を専攻。1992年まで広告業に従事し、国内外の有⼒な賞を複数獲得。脚本家としてはビガス・ルナ監督の作品『ハモン、ハモン』(ヴェネチア国際映画祭銀獅⼦賞)、『ゴールデン・ボールズ』(サンセバスティアン国際映画祭特別賞)、『おっぱいとお⽉さま』(ヴェネチア国際映画祭⾦のオゼッラ賞)、La Camarera del Titánic(タイタニックの部屋係:ゴヤ賞最優秀脚本賞)を担当。一般向けの小説作品としてBerta la Larga (のっぽのベルタ、1996), La hescritora (エスクリトーラ、1998), Llora, Alegría (泣いて、アレグリーア、1999) 、500.000 Historias de Amor (50 万個のラブストーリー、2005)の4作を上梓。批評家からも一般読者からも好評を得ており、作品は英語、オランダ語、ポルトガル語、ヘブライ語、ドイツ語、ポーランド語、トルコ語、ペルシャ語、イタリア語に翻訳されている。児童書や絵本も⼿掛けている。