クリスティナ・A・プッチは1978年パルマ生まれの作家。バレアレス諸島大学で美術史の学士号、バルセロナ大学で博物館学と資産管理の修士号を取得した。現在はサン・サドゥルニ・ダノヤ市立資料館での仕事と作家業を両立させている。その作品にはH・フィリップス・ラヴクラフト、E・アラン・ポー、J・R・R・トールキンなどの作家の影響が見られる。2012年、小説第一作『Crónicas de Erehländ (エレーランド年代記)』(Kelonia Editorial)を出版。2014年にはラファテルのイラスト本『Pesadilla. Los Dioses Oscuros (悪夢。黒い神々)』(Norma Editorial)の文章を担当し、また『Acronos(時間を超越した者たち)』、『Legendarium(伝説体系)』、『Ilusionaria(イルシオナリア)』などの短編集に参加してきた。ランダ誌やマヨルカの様々な地方史研究会で論文を発表。ムントゥイリ700年賞を受賞した。