コンチャ・パサマールは文献学の分野で主に活動してきた。しかし日頃から絵を描いていた彼女は、近年イラストレーションの方向に舵を切り、著名なプロのイラストレーターによる講座やワークショップで学んだ。イラストレーションの仕事で、メディア、音楽、教育の分野に活動の場を広げ、CDやイベントや教材に載せる絵を描いている。文芸創作や、文章と絵の結びつきに関してのワークショップを開催する一方、何冊もの児童書や大人向けの散文にイラストを添える。bookoliaからは、Arrecife y la fábrica de melodías(アレシフェとメロディー工場)、13326、そして2019年にクアトロガトス財団賞を受賞した『Cuando mamá llevaba trenzas(ママが三つ編みにしていたとき)』(bookolia、当サイト2020年紹介作品)が出ている。http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/cuando-mama-llevaba-trenzas) また、Cuento de LuzやLitera Librosといった出版社からもイラストレーターとして出版している。