1963年マドリード生まれの俳優、作家。歴史学士で、国際関係の学位を持ち、1997年に最初の本『Durango Perdido(失われたドゥランゴ)』を出版した。小説家としてのデビューは1999年『Muertes ejemplares(模範的な死) 』で、この作品はナダル賞最終候補になった。2作目『Buziana o el peso del alma(ブシアナあるいは魂の重さ)』は、2002年デスティノ脚本賞を受賞した。プラサ・イ・ハネス社からは、著者の母の回想録『La Bardem(ラ・バルデム)』(2005)や2013年に映画化された『Alacrán enamorado(恋する蠍)』(2009)を出版。本書『Mongo Blanco(モンゴ・ブランコ)』は、2020年に最もすぐれた歴史小説に贈られるエスパルタコ賞を受賞した。