ベルナ・ゴンサレス・アルボウルはルイス警視を生み出したミステリー作家であり、パコ・カマラサが選んだスペイン・ミステリー“9人の新進気鋭作家”のひとり。『Las lágrimas de Claire Jones(クレア・ジョーンズの涙)』(Destino)でダシール・ハメット賞の最終候補に残り、ジャーナリズムと文学への貢献に対してカンタブリア書店員賞を受賞。本書『El sueño de la razón(理性の夢)』で2019年のダシール・ハメット賞を受賞し、いくつかの文学賞の審査員を務める。またジャーナリスト、政治アナリスト、文化協力者でもある。現在、新聞「エルパイス紙」の副編集局長で、これまでに同紙の文化欄「バベリア」の編集者、紛争中の多くの国々での特派員を務めた。本に関する動画記事「いま何読んでる?」を率い、カルチャー雑誌「センダ」への寄稿、カデナ・セルのオンライン・ラジオのトーク番組「Hora(時間)」への定期的に出演している。