わたしたちはマドリード・コンプルテンセ大学で広告の学士号を取った。職業的にも個人的にも、ふたりの運命が交差したのは広告代理店ドラフトFCB。だけどふたりとも大きな組織には向かなかったから、2007年に自分たちのデザインスタジオ兼出版社、クアトロ・トゥエルカスを立ち上げた。これは単なる仕事というより、人生を理解するひとつの方法だった。クアトロ・トゥエルカスで顧客のために働いて生活の糧を得つつ、個人的企画で心を養っている。前者の仕事のひとつが「プレパパ」。これはパートナーが妊娠したときから、父親として共に責任を果たそうという人のためのブランドだ。それから、物語シリーズ「またまたあったとさ」を始めた。これは、昔話を新しい視点でとらえ、既存の役割に疑問を投げかけることを目的とするプロジェクト。平等を勝ち取るためには、子どもの教育からを変えていかなければならないとわたしたちはかたく信じている。