ベアトリス・タボアダ(サラゴサ出身)は何年も前からマドリードに住んでいる。社会事業を学び、行政の仕事についていたが、子どもたちを連れて書店に通ううち、児童・YA 文学の魅力を再発見。だが子どもたちにはいつも書店の本ではなく、「ママの作ったお話を聞かせて」と頼まれていた。きっとそのせいだろう、彼女が作家へと転身したのは……。本書は、著者が初めてアルガール社から刊行した作品。