アスン・バルソラは作家、イラストレーター、翻訳家で、1942年、ビルバオに生まれる。マドリードのサン・フェルナンド美術アカデミーで絵画を学び、ビルバオのインプレンタ・インドゥストリアル(産業印刷社)で働く。一時期イタリアで生活するが、スペインに帰国後は、マドリードに定住。以後、1976年からは、執筆と絵を専業とする。自作の本や教科書のイラストを手がけ、国内の大多数の出版社と欧米の数社の仕事をし、加えて、新聞、広告、グラフィックデザインの分野でも活動。マドリードのイラストレーター協会の初代会長となった。イラストレーターとしての優れた仕事は定評があり、ブラチスラバ世界絵本原画展金のりんご賞、ラサリーリョ賞、国民イラスト賞などを受賞。2006年、マドリードで死去。