アニア・ダミロン(ドミニカ共和国生まれ)は広告代理店でクリエーターやコピーライターとして働くうちに、執筆や絵を伴う仕事をしたいと思うようになる。2008年に子ども向け物語の『Lucia’Stories(ルシアのお話)』シリーズを立ち上げ、16冊以上を自己出版した。さらに、子ども向け雑誌「Niños aventureros(冒険好きの子どもたち)」の編集及び執筆をおこない、「Cuenta cuenta cuentos(聞かせて、聞かせて、お話を)」クラブで読み聞かせをし、「Yo soy Súper(ぼくはすごい)」プロジェクトを創設した。 パブロ・ピノはフリーのイラストレーターで、いくつかのグラフィック・メディアで働いているが、いちばん好きなのは、児童書のイラストを描くことである。 二人の作品のなかでも『Tuntun(トゥントゥン)』(Edicions Bromera、当サイト2019年紹介作品)http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/tuntun)や 『Superniños(スーパーキッズ)』は傑作。 後者は米国で5つの賞を獲得し、英語、カタルーニャ語、バレンシア語、韓国語、ポルトガル語、ポーランド語に翻訳されている。