アレックス・ノゲス(1976年バルセロナ生まれ)はとっくの昔に山高帽を放りだして、古生物学者になり、水文地質学者になり、庭師や栄養士になる道もさぐった。そのとちゅうで恋をして、子どもがふたりできた。そして時間をぬすんでは物語を書いてきた(『ネバーエンディング・ストーリー』を観た日から始めたらしい)。最大の目標は、姫を救う遍歴の騎士になることと、子どもたちにとって最高の父親になること。今はパソコンを使って書いている。以前はタイプライターだった。めったに手書きで書かないのは、手書きだと何を書いてあるか、自分でも読めないとわかっているからだ。