アライネ・アギーレ=ガルメンディア:1990年バスク州ビスカヤ県ベルメオに生まれる。物理学及びバスク研究学を修めた後、文学に取り組み始める。彼女にとって文学は趣味の範疇を超え必要なものだからだ。作品のほとんどが児童・YA向けである。Martín(マルティン)でラサリーリョ賞、X hil da(Xは死んだ)でエウスカディ・プラタ賞、Hau ez da zoo bat!(これは動物園じゃない)でリサルディ賞を受賞。 マイテ・グルチャガ:2008年よりイラストを描きはじめ、児童・YA・一般向け書籍のイラストを手掛けてきた。また、ポスター、催事、報道、レター、アプリ、壁画などにもイラストを提供。その作品は近年評価が高まり、2014年にはコミックHabiak/Nidos(巣)でエウスカディ賞挿絵部門、2015年にはアライネ・アギーレの文にイラストを担当した本書Martín(マルティン)がラサリーリョ賞絵本部門を受賞した。また2013年、2017年、2019年にはブラチスラバ世界絵本原画展、2017年と2019年には北京イラストレーティングライフの参加作品に選ばれた。