アグスティン・ペリ=リベラは1971年カディスに⽣まれた。⼤学では情報科学を専攻。「エルムンド紙」に23年間勤務し、様々なポストを経験した。2007年に「エルムンド/エルディア・デ・バレアレス紙」の編集⻑に任命され、2013年までの間に、部下のチームとともにマジョルカ史上最⼤級の政治汚職絡みのスキャンダルをいくつも暴いた。その経験の成果が小説第一作となる本書Moscas(蝿)である。作者は現在マドリードに居住し、「ABC紙」に勤めている。