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Ediciones Tolstoievski

Ediciones Tolstoievski

トルストイエフスキー

出版社

CIF

54641346Q

所在地

C/ Jerusalen, 14, atico

トルストイエフスキーは初のポケット版スペイン現代文学専門の独立系出版社。シンプルで手にとりやすいフ<ーマットのなかに新しい言葉が詰まっている。

アンドレスは名前のない都会の街に住む。その街では毎日自殺者が後を絶たない。アンドレスは新聞の日曜版のライターだが、取り上げる記事と言えば低俗でくだらない話題ばかり。独身だが、今の日常を変えてまでパートナーを持つつもりはない。彼は自殺についての記事は書かない。今週のテーマは「高校の時の友人はどうなったか」だ。習慣に忠実なアンドレスは、職務を果たすために自らの過去にどっぷりと浸る。友達や別れた女たちがアンドレスの人生に蘇る。書かれることのないあの厄介な記事やら、放射性同位体のあるバーで過ごす夜やら、屋上から飛び降り続ける自殺者たちが。これがアンドレスの物語だ。

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Aharon Quincoces著『Muerde ese fruto』の表紙
文学

その果実を齧れ

Muerde ese fruto

アーロン‧キンコセス

Aharon Quincoces
Ediciones Tolstoievski

ひとりの男、3つの物語。 ハリーはスウェルを好きになった。 昔はマリアが好きだった。 その後、サブリナを好きになった。ハリーは1日のうちに妻、仕事、家を失った男。 ハリーは自家用車で寝泊まりするようになる。 ハリーは精神病院に入院した。 ハリーはどん底まで落ちたが、助かった。 自我を切り取られ、真実が一番大切だという信条を守っていた。 もう決して、口先だけで愛の言葉を言うことはないだろう。 決して心を偽って親切にしたりはしないし、決して言い訳や偽善で装うことはしない。奈落に落ちて入院した後では、自分と同じくらいぎりぎりのところにいる女性しか好きになれないだろう。3つの愛の物語の中で、愛が新たな次元に発展する。すなわち深淵そのもの。 ハリーだけが耐えられたであろう3つのラブストーリー。≪――― 私、あなたがいない方がずっといいことに気づいたの。そのフレーズは忘れられない。額に撃ち込まれている≫

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Jaim Royo著『Mala yerba』の表紙
文学

雑草

Mala yerba

ハイメ‧ロヨ

Jaim Royo
Ediciones Tolstoievski