Arpa y Alfil Editores
アルパ‧イ‧アルフィル‧エディトレス
出版社
CIF
B66543257
所在地
C/ Manila, 65 Planta baja, 2. 08034. Barcelona (España)
Arpa は、知識、文化、公共の議論を促進することを目的として 2016 年にバルセロナで設立された出版社です。
21世紀の吸血鬼は昔とは違う。ドラキュラは『トワイライト』の登場人物のような悩める若者に取って代わられた。現代のバンパイアは中年の伯爵を葬り去り、若さや喜び、愛、女々しさを前面に押し出す。モンスターは人間の不条理を帯び、一方で世界は経済危機や政治抗争、SNS、感染症によって人の血を吸うようになった。本書は、トランシルバニアの城の伝説から映画で活気づく吸血鬼の再解釈に至るまで、神話の変容を分析。昔の子供は吸血鬼が怖かったが、今時の子供は吸血鬼になりたいのだ。そして大人は幸福な約束の中で、不安定な雇用や人間関係の軋轢、日々我々の血を吸う巨大企業からの避難所を見つける。
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ノンフィクション・その他
吸血鬼のポップカルチャー史
Una historia pop de los vampiros
David Remartínez
Arpa y Alfil Editores
「哲学は常に懐疑主義の実践である」と言ったのはバートランド・ラッセルである。疑うことを学ぶということは、与えられたものから距離を置き、常識と先入観を疑い、明白なものに疑問を呈することである。ひたすら否定するためではなく、調査し、分析し、論証した上で決定するために。本書は思想史における懐疑の変遷をたどり(プラトン、アリストテレス、デカルト、スピノザ、ヒューム、モンターニュ、ニーチェ、ヴィトゲンシュタイン、ラッセル、ロールズ、その他様々な懐疑主義者が登場)、30年にわたり大学で教鞭を取った著者の専門性を排除することなく、幅広い読者層にわかりやすく語りかける内容となっている。
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ノンフィクション・その他
懐疑礼賛
Elogio de la duda
ビクトリア‧カンプス
Victoria Camps
Arpa y Alfil Editores
子供たちは驚嘆するという素晴らしい能力と尽きることのない好奇心を持っている。そのふたつが彼らを小さくて偉大な哲学者に変える。哲学的思考は子供たちを責任ある積極的な市民に育てるが、家庭や学校でその思考を深める重要なツールとなるのが本書だ。前半では、子供たちの個人的あるいは社会的な知的発達を助ける哲学教育のメリットを説く。後半では、西欧の大思想家が遺した12の重要な問題を取り上げ、批評や対話、ゲームや想像力を通して、家族や教師が子供たちと共にその問題に取り組むための実践的方法を提案する。
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