Agencia Literaria Virginia López-Ballesteros
ビルヒニア‧ロペス‧バリェステロス著作権事務所
エージェント
CIF
51373072L
所在地
Paseo San Francisco de Sales, 23
A Spanish-French literary agency, founded in 2005, with offices in Madrid and Paris, representing mainly writers in Spanish and French but also extending to English writing with two US authors currently on the books.
バベルの塔の建設者のうちのひとりの息子パリム4世は、バビロニアの図書館の火事で生き残ったとき、自分は不死身だと意識する。それからはさすらいの人生を送り、ホメロスのギリシャ、フェリペ3世のスペイン、ロシア帝国、1920年代のパリ、幻想的で文化主義の作家に染まったブエノスアイレスへと赴く。読者はパリム4世に導かれて、ホメロス、ウェルギリウス、ダンテ、セルバンテス、シェークスピア、モリエール、ゲーテ、フローベール、ドストエフスキー、ジョイス、カフカ、フォークナー、ボルヘスなど、西洋文学の巨匠たちと出会い、その生涯や作品について詳しく知ることになる。主人公で物語のキーパーソンであるパリム4世は、これら巨匠たちと会話を交わしたり、働いたり、議論したりしながら創作の鍵やその天分をひもといていく。
詳しく見る

文学
バベルの血族
La estirpe de Babel
アンヘル‧エステバン
Ángel Esteban
Agencia Literaria Virginia López-Ballesteros
1960年代のキューバ。革命が勝利した国で、一見何の共通点もないふたりの若者が友達になる。ペドロ・フアンは体育会系で筋骨たくましい。ファビアンはひ弱で臆病で近眼、ピアノが弾けてホモセクシュアル、1920年代にスペインから移住してきた両親を持つ。ふたりの意外な友情は続き、幾星霜を経て彼らの人生は再び交差する。ペドロ・フアンはあらゆるタイプの女性とセックスを楽しむ快楽主義者になっていた。ファビアンはホモセクシュアルが原因で逮捕され、なんとか釈放に漕ぎつけたものの恐怖心にとりつかれ、次第に自分の中に籠りがちになっていた。新しい革命社会のアウトサイダーたちが働く肉の缶詰工場で彼らは再会するが、ふたりの運命はもはやどうしようもなくかけはなれていた。実話に基づいた小説。
詳しく見る

文学
ファビアンとカオス
Fabián y el caos
ペドロ‧フアン=グティエレス
Pedro Juan Gutiérrrez
Agencia Literaria Virginia López-Ballesteros
ある週末、寒波に見舞われた地中海沿岸の小さな町ラ・ソラナに4人の人物が居合わせる。ビクトルとバレリアは、結婚生活が破綻寸前の夫婦。商用旅行と言っているが、どうやら夫婦関係を終わらせに来たようだ。そして、職人のブレオガンと観光ガイドのブリジットは、この寒村に行きついて毎日路地を行き来するが普段決して出食わすことがない。第1部「風」は、外部から時ならぬ知らせをもたらす。第2部「潮」は、4人の登場人物の心の奥底をかき回す。時化と自動車事故とひとりの少年の謎の失踪が、不穏な空気に包まれて人生の淵に立つ登場人物たちの虚無あるいは不在に終止符を打つ。スペインのチルべス、ゴペギや、フランスのウェルベックを彷彿とさせるアンティミスム的プロット。
詳しく見る
