Susana Peix
スサナ‧ペイシュ
児童書を専門とする司書で、ラジオ番組を持ち、アニメ専門の映画とテレビ制作会社の顧問を務める。公共図書館の児童書責任者としての仕事と、物語や小説、専門誌への記事や書評の寄稿という執筆家の仕事を両立している。図書館、障害者、児童文学をテーマにした数多くの会議や講習会にプロの経験を生かした立場で参加している。
ある日とつぜん眠りこんで、地球をまっくらにしてしまった太陽のお話。どうすればまた地球を明るく照らせる? なんとかしなくちゃと、太陽はいっしょうけんめいお空にのぼる。
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文学
ちこくしちゃった太陽
El sol llega tarde
スサナ‧ペイシュ
Susana Peix
Carambuco Ediciones / CEP I NANSA S.L.
主人公の少女はずいぶん前から近所の人たちを観察しており、彼らの行動を通して真の愛の意味を知るための答えを見つけ出している。愛はいろんな感情の中心にあって、心のよりどころのひとつだと私たちは幼いころから教えられてきた。子供が愛について学ぶことは、それがどのような形の愛であっても、大人の行動を理解するうえで大きな助けになる。「イアとフランはご近所さんで、ふたりはお互いのことを好きなんだと思うの!」この物語は、こんな文章で始まる。歩くとき手をつないだり、イチャイチャしたりするご近所さんを見ている少女の視点から描かれた、大いなる愛、ふたりの人間の本質的な恋愛の物語だ。
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