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Rodrigo Palacios

Rodrigo Palacios

ロドリゴ‧パラシオス

ロドリゴ‧パラシオス(1979年マドリード生まれ)は作家、エンジニア。大学演劇に役者、監督、脚本家として積極的に参加し、後に演技、さらに声優、話術、歌曲を学ぶ。2009年に最初の小説Los ojos del centinela(衛兵の目)を発表。スリラーとノワールにまたがるジャンルで読者を夢中にさ た。2014年には、エダサ社からEstanebrage. El último Bastión(エスタネブラヘ~最後のとりで)を出版。中世のファンタジーで、様々な登場人物が戦後のるつぼの中で入り乱れる。その後Motivos para matar (殺害の動機、エダサ、2017)を発表。この作品ではジャンルが変わり、武器市場や政府の秘密という怪しげな世界に読者を没頭さ た。本書La cámara del oro(ゴールドの貯蔵庫)では、ふたつのサスペンスが並存して展開。これは、世界で最もアクセスが難しい場所のひとつに関して調べあげた著者の努力の結晶である。

不公平、魔法、戦争と愛……遥か昔、とある架空の王国では、邪悪な王ロムバル・ナトケが国中を恐怖に陥れていた。王の野望は果てしなく、すべてが王の支配下にあった。魔法は禁じられ、人々は恐れおののいて生きていた。そこで、 ニクライ・エスタネブラヘという若き靴職人が先頭に立って反乱を起こす。その戦いで貴重な助けとなったのが、人々に希望を取り戻させる力を持つ見習い魔術師のオイブ、ロムバル・ナトケ王から追放された貴族ゲンコとアベロン、勇ましい女戦士アラナなど、不公平な暴君に対抗して立ち上がった者たちだった。

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Rodrigo Palacios著『Estanebrage』の表紙
文学

エスタネブラヘ

Estanebrage

ロドリゴ‧パラシオス

Rodrigo Palacios
EDHASA - Editora y Distribuidora Hispano Americana

地下35メートルの深さに、マドリードで最も厳重に隠されてきた秘密がある。90トンのゴールドとその他計り知れない価値がある財宝。それは、特別なセキュリティー(装甲板の扉、堀、破ることのできないセキュリティ・システム…)で守られている。そこに入ろうと試みたものは誰もいない。いくつもの前代未聞の信じがたい盗みの容疑者で、イタリアで引退中の「ラ・ガタ(雌猫)」でさえも、それをしようなどとは考えなかった。しかし、状況が変わった。ラ・ガタの昔の仲間のひとりが暗殺され、残りの泥棒仲間が危険にさらされるかもしれないのだ。すべてが、やり残した仕事と裏切りに関係しているようだ。ラ・ガタはチーム全員を召集し、過去の影と対峙せざるを得なくなる。しかし、そのためにはある老人が必要だ。誰とも組まず、70年間復讐を企んでいる男…ふたつの物語が同時並行で進んでいき、現代で同じ結末を迎える。

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Rodrigo Palacios著『La cámara del oro』の表紙
文学

ゴールドの貯蔵庫

La cámara del oro

ロドリゴ‧パラシオス

Rodrigo Palacios
EDHASA - Editora y Distribuidora Hispano Americana