Pedro Miguel Lamet
ペドロ‧ミゲル‧ラメット
1941年、カディス生まれ。詩から長編小説、伝記、歴史、エッセイ、報道まで、多岐にわたるジャンルの本をこれまでに47冊上梓した。週刊誌「ビダ‧ヌエバ」の局長であると同時に、様々な新聞、ラジオ、雑誌(ラジオ‧バティカーノ、カデナ‧コーペ、スペイン国営ラジオなどの各局、新聞「ディアリオ16」をはじめ、プエブロ、エルパイス、エルグロボ、エルムンドなどの各紙に寄稿してきた著名なコラムニストでもある。また複数の大学で美学と映画理論を教えた経験もあり、これまでに報道と文学の8つの賞を受賞した。
ペドロ・ミゲル・ラメが史実に基づき、巡礼者ロヨラの人生を魅力的な語り口で再現する。黄金世紀のわくわくする時代に読者を誘い、イエズス会に大きな足跡を残したイグナシオ・ロヨラの青春時代の葛藤、心の動き、文化状況や精神性を理解させてくれる。
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文学
ふたつの旗印の騎士
El Caballero de las dos banderas
ペドロ‧ミゲル‧ラメット
Pedro Miguel Lamet
Grupo de comunicación Loyola, S.L.U.
つらい闘病生活と姉の交通事故死を経て、ロドリゴは海辺の古い別荘に越してきた。ベテランジャーナリストである彼はその別荘で、若いころの思い出と思想への旅を始める。姉のシルビアの死に別の原因があるのではと直感したのもその別荘でのことだった。そこで警察も顔負けの調査を開始したロドリゴは、不法移民、麻薬取引、犯罪の生々しい現場に身を置くこととなる。ペドロ・ミゲル・ラメットが人の心の痛みの克服について描いた驚くべき小説。
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