María Menéndez Ponte
マリア‧メネンデス-ポンテ
主に子どもや青少年向けの小説や短編を手がけるベストセラー作家。『Nunca seré tu héroe(きみのヒーローには絶対にならない)』は、2006年、金の本賞を受賞し、実売10万部以上、シリーズで合わ て40刷以上を重ねている。子どもたちに大人気のキャラクター、Pupi(プピ)のシリーズもベストセラー。教科書や音楽、脚本や雑誌記事なども多数手がける。2007年に全業績に対して、セルバンテス‧チコ賞を受賞した。
ベアは機嫌が悪い。雨が好きじゃないのに、今は土砂降りなのだ。弟のギリェは彼女と遊びたくて仕方がない。小さな弟というのはいつもうっとうしいものだ。でもなんか、おかしい。ママがギリェのことを叱って、ギリェがベアにごめんなさいというのだ。「もういいよ」っていうのは、どうしてこんなに大変なんだろう?
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児童書・YA
ベアとギリェ
Bea & Guille
マリア‧メネンデス-ポンテ
María Menéndez Ponte
La Galera Editorial
アントニオは、アメリカ西部の本物のカウボーイになりたい8歳の少年。憧れのヒーロー、ジョン・ウェインがサンティアゴ・デ・コンポステラまで自分を迎えにきて、西部に連れていってくれるのを夢見ている。ある日、自分と同じくらいの年のカウボーイ、そばかすジムの写真を見つけたアントニオは、ジムになってしまおうと決心する。けれども、それは簡単なことではなく、夢をかなえるにはいつでも大きな代償が求められる……。子ども時代、家族、友だち、想像力、昔からの遊びなどへのオマージュ。小さなことを楽しみ、自分が持っているもので満足することを知ろうと、やさしく楽しく呼びかける。舞台は1950年代のガリシア地方の、まだ消費社会になっていない、現在とは対照的な世界。そんな世界を自分の幼いころのようだと感じるに違いない、親や祖父母も楽しめる。
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