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Luisa Carnés

Luisa Carnés

ルイサ‧カルネス

ルイサ‧カルネス(1905年マドリード生まれ、1964年メキシコ‧シティ没)は、独学の小説家、ジャーナリスト。いわゆるスペイン27年世代の知られざる小説家。マドリードのラス‧レトラス地区の労働者の家庭に生まれ、11歳で帽子工房で働き始める。1928年に最初の作品、Peregrinos de calvario(苦難の巡礼者たち)を発表。ティールームのウェイトレスという新しい仕事の経験から、当時の小説の型を破った非凡な社会派小説である本作Tea Rooms. Mujeres obreras (ティールーム 女性労働者たち、1934) が生まれた。彼女の小説家としてのキャリアは、当時の多くの女性たち同様、内戦の勃発で断ち切られる。共和国側の敗北によりメキシコに亡命後、そこで早世する。スペイン文学史から完全に忘れられたが、幸い作品は近年スペインで見直されている。

1930年代のマドリード。プエルタ・デル・ソル近くの高級ティールームで働く女性たちは、制服に身を包み新たな1日の仕事をスタートする。アントニアは一番のベテランだが、彼女はだれにも能力を認められたことがない。小さいマルタは貧窮によって大胆で断固とした性格になる。30歳代で信心ぶったパカは、余暇の時間を修道院で過ごす。オーナーの名づけ娘ラウリタは、「モダンガール」で通っている。3ペセタの日給ではとても暮らしていけないが、みんな黙っている。さもないと、どうなることか。上司に対しても、夫に対しても、父親に対しても、彼女たちは口をつぐむのには慣れている。信仰というアヘンで願望を飲みこんでいる。彼女たちは、わずかな賃金で長時間労働を耐える。だがマティルデだけは、この若々しい娘たちの集団に割り込んできたときに、著者が強く求める「反骨精神」を持つ。

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Luisa Carnés著『Tea Rooms. Mujeres obreras』の表紙
文学

ティールーム 女性労働者たち

Tea Rooms. Mujeres obreras

ルイサ‧カルネス

Luisa Carnés
Hoja de lata editorial, S.L.
Luisa Carnés著『Tea Rooms. Mujeres obreras』の表紙
文学

ティールーム 女性労働者たち

Tea Rooms. Mujeres obreras

ルイサ‧カルネス

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Luisa Carnés著『Tea Rooms. Mujeres obreras』の表紙
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ティールーム 女性労働者たち

Tea Rooms. Mujeres obreras

ルイサ‧カルネス

Luisa Carnés
Hoja de lata editorial, S.L.