Laura Falcó Lara
ラウラ・ファルコ=ララ
英文献学の学位と、ESADEで経営管理の修士号を持つ。マルティネス・ロカ、ミノタウロ、ティムン・マス、ゼニス、エセンシア、クブラ、プラネタ・ギフツの社長を歴任。現在は、プラネタ・グループ系列のイベントと雑誌の会社であるプリズマ出版社の社長を務める。
長年にわたり、ラジオ局ヨーロッパFMの「立ち上がれ、カルデナス」、オンダ・セロの「フリアでラジオ」、コムラジオの「闇のなかの光」、テレビ局25 TVの「ペドロ・リバスの午後」「夢の大地」、TVE1の「ラッシュアワー」に協力してきた。現在、ヒット中のラジオ及びテレビ番組「見えない学校」のディレクター兼プレゼンターを務めている。オーディオビジュアルの分野では、マラガ映画祭でプレミア上映されたアンダレ・プロダクションズのドキュメンタリー「消すことができない」にアドバイザーとして参画。また著書に、短編集『Gritos antes de morir(死ぬ前の叫び)』や、ベストセラー小説『Chelston House(チェルストン・ハウス)』、『Última llamada(最後の叫び)』、『Amanecer de hielo(氷の夜明け)』、『La Maldición de la Lanza Sagrada(聖なる槍の呪い)』、エッセイでオンダ・セロのラジオ番組「羅針図」のコーナーに基づく『Ecos del pasado(過去のエコー)』や、最もよく聞かれたミステリー物語を集めた『El Colegio Invisible(見えない学校)』がある。
Última llamada(最後の通話)の大ヒットに続き、ラウラ・ファルコがミステリー小説『氷の夜明け』で私たちを驚かす。サンドラはエドゥアルドとフェイスブックで知り合った。偶然にも彼は、ノルウェーに住む、彼女の仕事上の同僚の息子だった。エドゥアルドに会いにノルウェーに旅行しようと決めたとき、まさかそれがあのような悪夢と化すとはサンドラは夢にも思っていなかった。彼女がオースレンに降りたった2日後、エドゥアルドがベッドで死体となって発見される。明らかに他殺だった。手足を縛られ、根本から切りとられた性器を口にくわえていたのだ。一方、サンドラも姿を消す。捜査を担当した警官のエリカ・ビンテルとラース・オベセンにとって、議論の余地のない事実がふたつあった。ひとつは、だれかわからないが、エドゥアルドを殺した人物はコロンビアのマフィアのテクニックを使ったということ。もうひとつは、サンドラの失踪は殺人とは何の関係もないようだということだった。
詳しく見る

文学
氷の夜明け
Amanecer de hielo
ラウラ・ファルコ=ララ
Laura Falcó Lara
Agencia Literaria Albardonedo
遺体は発見されなかったが、CW0764便の乗客は、アマゾンで起きた飛行機事故で全員死亡したとされた。半年後、事故の犠牲者である少女メラニーの声で「助けて」というメッセージが、父ハビエルが働くラジオ番組に飛びこんでくる。同じ時間、民間航空会社のパイロット、エリックは、恋人ナタリーの命を奪った飛行機についての機密情報を知る。真実を知ろうと、必死の思いで急遽ペルーに向かったふたりの運命が、そこで交錯する。カウントダウンが開始される。隠された何かがある。誰も決して暴露したがらない何かが。父と子のきずなは死を超えて続きうるのか? ジャングルは何を隠しているのか? そして何より、事故の裏にいくつの嘘が隠されているのか?
詳しく見る

文学
最後の通話 CW0764便
Última llamada. Vuelo CW0764
ラウラ・ファルコ=ララ
Laura Falcó Lara
EDHASA - Editora y Distribuidora Hispano Americana
スリラー。恐怖小説。1年間つきあってきた優雅な英国紳士エドワード・ベネットが、自分の母に引き合わせるため米国から英国まで旅をしようと持ち掛けたとき、これが人生最悪の旅になろうとはアマンダ・クレスリーは思ってもみなかった。英国の田園地帯にある美しいチェルストン・ハウスは、エドワードの母メレディスが暮らすのどかな邸宅だった。しかし、最初は素晴らしい滞在になると思えたのだが、チェルストンの実態は見た目と全く違っていた。じきにアマンダは、秘密と嘘に満ちた世界、自分たちの奇妙な暮らし方を守るためならどんなことも厭わない、狂気すれすれの精神錯乱者の世界に入り込んでしまったのに気づく。
詳しく見る


