オサはひとりぼっち。寒さと冬がやってきたので、寝るのにいい場所をさがします。ある朝、かくれがに光がさしこみ、おなかがもぞもぞと動きます。おなかがすいたからではありません。オサには新しい春が訪れるでしょう。そして、もうひとりぼっちではありません……。生命と自然のサイクルに基づいた、母性を自然でおだやかな出来事として描く心あたたまる物語。それは、母と子の間の特別なつながりを示すかけがえのない瞬間です。繊細で、比喩的で、非常に詩的でいて物語の力強さをあらわすイラストは、あらゆる年代の読者を魅了するでしょう。