Jordi Bayarri
ジョルディ‧バヤリ‧ドルス
著者紹介: 1972年、アルボライア(バレンシア)生まれ。バレンシア工科大学で美術を学び、他の若手作家たちと同人グループ “シエテ‧モノス(7匹のサル)”を結成、『Magia&Acero(魔術と鉄)』シリーズを出版した。また2003年に、出版社「アレタ‧エディシオネス」からファンタジーシリーズの『Entre Tinieblas(闇の中で)』を出版し、マドリード国際コミック展覧会EXPOCÓMIC 2007で全国最優秀脚本家賞を受賞した。2012年からは、ダーウィン、ガリレオ、ニュートン、キュリー夫人など著名な科学者の生涯を漫画で綴った一般向け科学コミックシリーズ『Colección Científicos(科学者コレクション)』を手がけている。『Marie Curie, la actividad del radio(マリ‧キュリー、ラジウムの働き)』。このシリーズはこれまでに8ヶ国語に翻訳された。さらに2020年のバレンシア‧コミックフェアでは、若者の読書促進と普及に貢献した点を評価されアンティファス賞(仮面賞)を授与されている。その他当サイト2020年紹介3作品『数字の魔女 エイダ‧ラブレス』『アインシュタイン 量子跳躍』『歴史のおもしろ話 古代エジプト』
メアリー・アニングは幼少の頃から、父に連れられてイギリス南部のライム・リージスの荒磯で化石採集をしていた。大人になっても化石に対する情熱は続き、彼女はやがて研究者の道に進む。メアリーの業績は、当時の科学界でほぼ黙殺されたが、一方でその数々の発見は、草創期の古生物学の発展に大きく貢献する。過去のドラゴン(恐竜)たちの骨を掘り起こすのに彼女が取り除いた石の重さは何トンにも及んだ。そうしてメアリー・アニングは、世界が何百万年も前に誕生し、人類が出現するよりもはるか以前に未知の奇妙な生物が生息していたという仮説を裏付ける発見をしていくのだった
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コミック
ドラゴン狩りのメアリー‧アニング
Mary Anning, cazadora de dragones
ジョルディ‧バヤリ‧ドルス
Jordi Bayarri
Anillos de Sirio
シノプシス: 臨床微生物学の先駆者ルイ・パスツールは、あらゆる生物は既存の生物から生まれることを証明し、自然発生説を否定した。微生物に関する彼の理論は細菌説と呼ばれ、医学の研究に革命を起こすものだった。それは無菌法の基礎を築き、その後、多くの命を救うことになるワクチンの開発など、新しい世界への入り口となったのである。本書は、パスツールの生涯と研究、また彼がどのように未知の生物たちが躍動するミクロの世界を発見したのかを紹介する。
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