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Javier Sáez Castán

Javier Sáez Castán

ハビエル‧サエス=カスタン

ハビエル‧サエス=カスタン(1964年、ウエスカ生まれ)はバレンシアで美術を学び、卒業後イラストレータとなる。現在は作家として文章も手がけ、自分の本のお話もつくる。アナヤ社の作品に、El valiente soldadito de plomo(勇敢な鉛の兵隊)、La pequeña cerillera y otros cuentos(マッチ売りの少女)、アイザック‧バシェヴィス‧シンガーの Cuentos para niños(子供のための物語)、Pom... Pom... ¡Pompibol!(ポン、ポン、ポンピボル!)がある。他に、Los tres erizos(三匹のハリネズミ)、Picopelosplumas y el hombre pájaro(ピコペロスプルマスと鳥人間)、Animalario Universal del profesor Revillod(レビリョ教授の世界動物実験施設)、La merienda del señor Verde(セニョール‧ベルデのおやつ)、Limoncito: un cuento de Navidad(リモンシート:あるクリスマスの物語)、La venganza de Edison(エジソンの報復)。

春のある日、ブタくんは、森でいっぷう変わった科学者、キャンベル教授とばったり会う。好奇心旺盛で積極的なブタくんは、教授の助手になって、大いなる科学の冒険について行きたいと思う。もちろん、教授の荷物だって持つつもり。 高名な教授は、ファミリーサイズの「無」のびんを手に入れる。中身はなんでもない、純度100%の無。教授がふたを開けると、無がびんの外に出て、だんだんとあらゆるものをおおっていく。無が入っていたびんも、ひと連なりのピリ辛ソーセージも、3時15分の急行列車も、アンドラーデ未亡人のユニバーサル・サーカスも、すべてをのみこんでいく。 教授はあっけに取られるが、探求心に満ちた科学者の性分から、この途方もない出来事を調査しようと、無の穴に入る決心をする。 「ブタにとっては小さなジャンプだが、人間にとっては大きな一歩だ」

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Javier Sáez Castán著『Nada pura 100%』の表紙
児童書・YA

無100パーセント

Nada pura 100%

ハビエル‧サエス=カスタン

Javier Sáez Castán
Anaya Infantil y Juvenil (Grupo ANAYA)

1924年。レビリョ教授の世界動物実験室が脚光を浴びた数年後、最新の研究成果を披露するため、教授が戻ってきた。レビリョ研究所は動物の進化に貢献し、生き物を直立させるための実験に取り組んでいる。そのため「レビリョラマ」と題するショーを、現在の研究所の本部である進化パレスで行うことにした。

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Javier Sáez Castán著『El animalario vertical』の表紙
文学

垂直動物実験室

El Animalario Vertical

ハビエル‧サエス=カスタン

Javier Sáez Castán
Fondo de Cultura Económica de España, S. L.