Iria G. Parente y Selene M. Pascual
イリア‧G‧パレンテ、セレーネ‧M‧パスクアル
イリア‧G‧パレンテ(1993年生)とセレーネ‧M‧パスクアル(1989年生)はそれぞれマドリードとビゴ出身の若い女性作家。主な作品に『Sueños de piedra (石のゆめ)』(Nocturna、2015‐当サイト2016年紹介作品)、『Alianzas (契約)』(La Galera、2016)、『Títeres de la magia (魔法のあやつり人形)』(Nocturna、2016)、『Rojo y oro (赤と金)』
(Alfaguara、2017)、『Encuentros (出会い)』(La Galera、2017)、『Ladrones de libertad (自由の泥棒たち)』(Nocturna、2017)、 本書『Antihéroes (アンチjーロー)』(Nocturna、2018)、『Jaulas de seda (絹の檻)』(Nocturna、 2018)、『Despedidas (別離)』(La Galera、2018)、『El Orgullo del Dragón (ドラゴンのプライド)』(Nocturna、 2019)、『Reinos de cristal (ガラスの王国)』(Nocturna、2019)がある。
昔むかし、はるかかなたのある王国に、ひとりの王子がいた。王子は、ある若い娘を窮地から救いだしてくれたとして、魔法使いにほうびをやった。だが、それはすべて真実ではなく、呪いだった。そこで、王子は栄光と復讐を夢見る。だが、魔法使いの魔法はいつも災いを招くとは限らない。娘は魔法のおかげで、彼女を苦しめていた過去……彼女があやめた男の記憶から逃れる。昔むかしあるところに……。
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文学
石のゆめ
Sueños de piedra
イリア‧G‧パレンテ、セレーネ‧M‧パスクアル
Iria G. Parente y Selene M. Pascual
Ute Körner Literary Agent, S.L.U.
昔々、あるところに凛々しい王子がいた……昔々、あるところにふたりの勇敢な王女がいた……昔々、あるところに謎めいた吟遊詩人がいた……昔々戦争があり、彼らの運命が出会った。ファエシアの地へようこそ。そこはおとぎ話が見かけ通りではなく、満月の後ろに秘密が隠れている土地だ。
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文学
満月の秘密
Secretos de la luna llena
イリア‧G‧パレンテ、セレーネ‧M‧パスクアル
Iria G. Parente y Selene M. Pascual
La Galera Editorial
イディルの塔の交霊術師たちは、物語に出てくる交霊術師とは違っている。彼らは生娘を生贄にしたり死をもてあそんだりはせず、本とまじないに埋もれて勉強するのみだ。ずっとそこで暮らしてきたクラレンスはその穏やかさが気にいっている。だが、外の世界を知るアサンは飽き飽きし始めていた。ちょうどその時、人の命を奪う猛毒がマラビリアで売られるようになり、平和の日々が終わりを告げる。誰かが至急解毒剤を見つけなければならない。その代償が自分自身の命であったとしても。
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