Eduardo Gismera
エドゥアルド‧ヒスメラ
エドゥアルド‧ヒスメラは、教皇庁立コミーリャス大学で、企業倫理の博士号を(心の中で)取得。ICADE(企業経営学カトリック専門学校)で法学を学び、さらにIEビジネス‧スクールで人材管理上級修士号を取得。作家、大学教員であると同時に、講演者としても活躍し、マネージャー‧フォーラム2014年ベストスピーカー賞を受賞した。母国スペインの有力組織で人事管理の最高責任者のポストもいくつか経てきた。Cosmos(コスモス)は著者の3作目の小説。Dharma(ダルマ)、Catarsis(カタルシス)に続き、本書をもって人類の運命に関する傑作3部作が完結する。
父親の没後困窮した若い建築家のアロンソは、何百年も前から西の方角に埋もれている秘宝があるのを知る。砂漠の旅によってアロンソは、死は生の終わりではなく、生のひとつの状態に過ぎないことを教えられる。さらに自らの臨死体験によって、その直観が確信に変わる。シンプルで読みやすい、ヒスメラの洗練された筆が、人間の魂の奥底の深い知恵を開示する。
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文学
カタルシス
Catarsis
エドゥアルド‧ヒスメラ
Eduardo Gismera
Editorial Kolima
晩年にさしかかったイレーネは、まだほんの子供の頃に彼女の人生を永遠に変えたできごとを思い出している。あの数日後、グラナダの海とマドリードへの引っ越しまでの間のあの頃からずっと隠し通すことになる秘密が生まれた。彼女の物語は、聖職を放棄し、過去に直面することを拒む孤独な老人エンリケの物語と絡み合う。 彼はソリアの、山に守られた小さな村にある荒廃した屋敷に住み、あらゆる時空から隔絶していると感じている。 ふたりとも時々、心を許して打ち明け話のできる若いカップル、マリアとアロンソとつきあっている。彼らと一緒にいて、運命はとらえどころがなく、気まぐれで、人間の存在を神秘的で理解できない光輪の中に包みこむということを知る。 本書Cosmos(コスモス)は真の愛という特権に出会った4人の人生を並行させながら深く追求していく。
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