David Sierra Listón
ダビド‧シエラ‧リストン
ダビド‧シエラ‧リストンはペピータが飛ぶことを必要なように、絵を描くことを必要としている。色とりどりの筆を紙の上で動かしていないと、ペピータ同様病気になるだろう。幸い家族はいつも暖かく見守ってくれた。小さいときに靴墨を使って家の廊下に風景画を描いた時さえも。マドリードの美術学校アルテ‧10でイラストレーションを学び、卒業後は児童‧YA書を中心にイラストを手掛ける。もう壁に絵を描くことはないが、未だに子どもの心を持ち続け、本書のように面白い本のイラストを描くときには椅子から飛び上がるような気分になる。