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David Monteagudo

David Monteagudo

ダビ‧モンテアグド

ダビッド‧モンテアグード(1962年、ルゴ県ビベイロ生まれ)はガリシア出身、カタルーニャ在住。40歳で文学を志し、アカンティラード社から小説Fin(おしまい、2009年)、Marcos Montes(マルコス‧モンテス、2010年)、Brañaganda(ブラニャガンダ、2011年)、そして短編集である本書を出版。6言語に翻訳されている。

古くからの友人たちの一行が、山小屋に集まって週末を過ごす。彼らには、過去の暗いひとつのエピソード以外には共通するものは何もない。集まりはいつもの筋書き通りに進行するが、宴たけなわの中、外部からのある出来事で、すっかり計画が変わる。 強まるプレッシャーの中、ひとりひとりがそれぞれの思うところでその出来事を解釈する。ひたひたと迫りくる恐怖の陰のもと、各人が長い間胸につかえてきたものをはきだし、告白したり言い争ったりするうちに、かつて彼らを結びつけていた関係のあさましく錯綜した図式が新たに組みかえられていく。

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David Monteagudo著『Fin』の表紙
文学

おしまい

Fin

ダビ‧モンテアグド

David Monteagudo
Quaderns Crema

本書は、多くの片隅が認められる建造物だ。我々を金縛りにする恐れと不安の片隅に、我々を破壊しかねないやむにやまれぬ衝動の片隅。だがそれだけではなく、ゲームの喜びの片隅、持っているとは思わなかった、自分を大きくする内側の力を見つける片隅もある。ダビッド・モンテアグードが、書かずにいられなかった題材に立ち返った、非常にボルテージの高い短編集。読者は心をつかまれ、自分の姿をそこに認めるだろう。

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David Monteagudo著『El edificio』の表紙
文学

ビルディン.

El edificio

ダビ‧モンテアグド

David Monteagudo
Quaderns Crema