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David Jiménez Torres

David Jiménez Torres

ダビッド‧ヒメネス=トーレス

ダビッド‧ヒメネス=トーレス(1986年マドリード生まれ)はケンブリッジ大学でスペイン語学の博士号を取得。英国とスペインの大学で教鞭を執り、現在はマドリード‧コンプルテンセ大学の博士研究員。著作には小説『Salter School(ソルタースクール)』(2007)、『Cambridge en mitad de la noche(真夜中のケンブリッジ)』(2018)とエッセイ

『El país de la niebla(霧の国)』(2018)、『2017. La crisis que cambió a España (2017年。スペインを変えた危機) 』(2021)がある。またモノグラフ『Nuestro hombre en Londres. Ramiro de Maeztu y las relaciones angloespañolas(ロンドンのスペイン人。ラミロ‧デ‧マエツと英国-スペインの関係) 』(2020)も出版し、共著『The Configuration of the Spanish Public Sphere(スペイン公共圏の構成)』(2019)の監修も行う。多数のメディアに寄稿し、現在はエルムンド紙のコラムニストとして記事を書く。

本書は、ラドヤード・キップリング、ジョゼフ・コンラッド、グレアム・グリーンなど、東洋の魔法に魅せられた伝説的作家たちの足跡を辿った本だ。一体どんな秘密が、探検家や作家を旅に駆り立てたのか?ダビッド・ヒメネスは、10人の偉大な文学者たちの著作の舞台となった場所を巡り、その大いなる謎を解くための波乱の旅、すなわちアジアの何が彼らにインスピレーションを与えたのかを発見するための旅に出立した。それは、騒然とした大陸の冒険、人間性の深淵を探り、とらえがたい東洋の謎を追求するスリルに満ちた旅となるのだった。

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ノンフィクション・その他

アヘン日記

Los diarios del opio

ダビッド‧ヒメネス=トーレス

David Jiménez Torres
Oh!Books Agencia Literaria

第1回リブロス・デル・アステロイデ賞ノンフィクション部門受賞作「いつもよく眠れない。それは私の人生の重要な事実だ」筆者を含め、睡眠に悩む人の体験を語る本書はこの言葉から始まる。この本の不眠はいわゆる極度の不眠症ではなく、比較的普通の日常を送れてはいるものの、夜、昼、仕事、周りの人々などとの関係に影響を及ぼし、孤独や敗北、失望といった感情に向かわせる持続的な睡眠の問題だ。『El mal dormir(不眠)』はごく普通に起きるが謎だらけの不調に関する明解な思索で、睡眠に問題がない人に対して、不眠に悩む人が持つ知られざる側面を見せるとともに、不眠の人にとっては、知ってもらえることによるささやかな慰めを与えることを目的としている。

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文学

うまく眠れない私(「不眠」)

El mal dormir: Un ensayo sobre el sueño, la vigilia y el cansancio

ダビッド‧ヒメネス=トーレス

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Libros del Asteroide