Beatriz Osés
ベアトリス‧オセス
マドリード‧コンプルテンセ大学でジャーナリズムの学士号を取得。読書へのアニマシオンやクリエイティブライティングのセミナーや活動に、スピーカーとして参加する。2006年に『Cuentos como pulgas(ノミのようなお話集)』でラサリーリョ賞創作部門を、2008年に『El secreto de oso hormiguero(アリクイのひみつ)』でオリウエラ市国際児童詩賞を、2010年に『Cuentanubes(雲数え)』でブルフラYA小説賞を受賞。同作は2011年の国民児童文学賞の最終候補に残った。2018年に『Soy una nuez(ぼくはくるみ)』でエデベ児童文学賞を、2019年に『Los escribidores de cartas(手紙を書いた人たち)』(当サイト2020年紹介作品http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/los-escribidores-
de-cartas) でバルコ‧デ‧バポール賞を受賞した。 当サイト2015年紹介作品『エリック‧ボグレールと白のキングの犯罪』http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/erik-vogler-y-los-crimenes-del-rey-blanco、2018年紹介『エリック‧フォグラー6巻 アルベルト‧ウィマーの秘密』http://www.newspanishbooks.jp/book-jp/erik-vogler-vol-6-el-…
近年のヤングアダルト向けミステリーのなかで最も注目のシリーズ。超常的な要素を満載し、抱腹絶倒の主人公が登場。エリック・フォグラーは、見た目は憎たらしいが、読むうちに愛さずにはいられなくなるキャラクター。潔癖症で、きちんとしていなければ気がすまず(なんでも色ごとに分類する)、すべてコントロールせずにはいられない。古典的な探偵ふうにブランドものの服を着こみ、靴はイタリア製で、ズボンは乗馬用、もちろんエレガントでなければならないので鼻紙は絶対に使わない。実はいきなり気絶するほど小心者で臆病なので、厄介ごとから逃れようとするのだが、いつでも犯罪に巻き込まれてしまう。しかも、たいがい重大な事件に。コミカルな設定とミステリーが心をつかみ、読者は夢中になって次々と続刊を読む。
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児童書・YA
エリック‧フォグラー6巻 アルベルト‧ツィマーの秘密
Erik Vogler 6: El secreto de Albert Zimmer
ベアトリス‧オセス
Beatriz Osés
EDEBÉ - Ediciones Don Bosco
ヘビと言われる川が小さなノアベリ村を通っています。郵便配達人のフェデリコはもうすぐ職を失いそうです。孫娘のイリアにはおじいちゃんを救うある計画がありました。でも、村長のイシドロさんは川とフェデリコが大嫌いです。相手に届かない手紙…そして、みんながなにか秘密を隠しています。さぁて、どんな秘密でしょう?
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児童書・YA
手紙を書いた人たち
Los escribidores de cartas
ベアトリス‧オセス
Beatriz Osés
笑顔の住民とミステリアスな魔女が暮らし、たくさんの物語がある、家庭的な村。破産した父親と、世界を変えようと決めている祖父とともに、町から来た少年。つがいのアヒルは、本が実るオリーブの木と、ハートが実るアーモンドの木のあいだで居場所を探す。魔法が生まれるのに、森よりもいい場所があるだろうか?
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