アレックス・ベルは英国ブリストルに住む13歳の女の子。バレエに情熱を燃やしている。所属しているダンススクールが「白鳥の湖」の公演を行うことになり、主役の白鳥と黒鳥を演じることになったアレックスは幸せに浸っている。ところが思いもよらない成り行きで、人生が一変する。ひどく奇妙な状況で近所の湖に落ち、深く沈んでしまったのだ。目覚めたとき、アレックスは自分がラッセル王国にいるのを知った。そこでは行方不明のお姫様を皆が探している。帰り道を見つける途上で、アレックスは大いなる闘いに打ち勝ち、恐るべき悪人どもと対峙し、自分が演じることになった役となりたい自分の間の迷いに決着をつけ、行方不明のお姫様を救うか、それとも忘れ去ってしまうかを決めざるを得なくなる。