エミリアは混乱の真っ只中にいた。自分が何をしているのか分からなかったし、何を頼りにすればいいのかも分からない。もし離婚を決心したら、独りでやっていけるだろうか? 離婚すればさまざまな苦労があるだろうが、エミリアには自分も知らない心の強さがあり、やってみる価値はあると言って背中を押してくれる女友だちもいた。
現在、離婚によって多くの女性がかかえるであろう心理的な困難さや、孤独に生きることの厳しさをうきぼりにした、女性の物語。冷めた愛情や恋、そして何より、不完全さもすばらしさもすべてひっくるめた友情がえがかれる。ジャンルはともあれ、これは人間のための物語である。