これは2部リーグでサッカー選手としてプレーし、現在は経営者として一流のパフォーマンスをしている男の物語だ。著者はエスパニョールBやバルセロナBで、イニエスタやバルデスといった選手とともにプレーするようになったが、その間も学業は続け、選手としてスーパースターにはなれないとわかったときは、工学部に在籍していた。そして、少しずつサッカーに費やしていた時間を、引退後の準備にあてていった。現在はプリバリア社メキシコ法人の社長を務め、本書で次の仕事に備えることの重要性をわかりやすく説いている。誰にでも、その後の人生があるからだ。あなたの場合はどうだろう?