1980年9月1日生まれ。2006年からスペイン・シャーロック・ホームズ協会会員。現在、コミック版のシャーロック・ホームズのことだけを扱うホームページ「ザ・コミック・ビーチズ」の書評を書くほか、校正者、翻訳者として働いている。
マヒコモラの名でも知られるセルヒオ・モラは、定評のある造形作家。世界中の画廊で展覧会を開き、造形作家やビデオ作家、音楽家など、あらゆる種類の芸術家とコラボレーションをしている。その才能は限界を知らず、絵画でもイラストレーションでも、この場合のようなコミックスでも、何をやらせても豊かにあふれだす。
セルヒオ・ビレラは1979年リマ生まれ。ジャーナリストで編集者。2005年からペルー・プラネタ・グループの編集長。「エティケタ・ネグラ誌」の編集長補佐。ペルー応用科学大学(UPC)でジャーナリズムを学んだ後、文学的ジャーナリズム講座を受け持つ。ヨーロッパ、米国、ラテンアメリカの新聞や雑誌(「パリ・レビュー誌」、「エルパイス紙」、「ヴァージニア・クォータリー誌」で時事的な記事を執筆。ガブリエル・ガルシア=マルケスが主宰するヌエボ・ペリオディスモ財団から奨学金を受ける。2008年同財団からの招待で、中南米の新コラムニスト会議に参加。同会議には、ラテンアメリカを代表するノンフィクション作家30人が参加。ペルー青年審議会からジャーナリストとしての業績を表彰される。
セベ・カリェーハ(サモラ、1953):文学者として当初は詩や大人向けの短編を書いていたカリェーハは、その縁で詩人集団スルガイの一員となり、1981年にはイグナシオ・アルデコア短編小説賞を受賞。その後もピオ・バローハ文学賞やガブリエル・アレスティ短編小説賞などを獲得して評価を得、〝大人向けの〟作品も書きつづけてはいるが、現在は児童文学に創作の場を移し、読者、研究者、講師、そして何より作家として、この分野に時間と力を注いでいる。ビルバオ在住で、文学の教師として地元の中学に勤める。
シルベストレ・ビラプラナは、若者や大人向けの小説、詩を書いてきた。前作L'estany de foc(火の池)も大人向けで、本書と同様に権威ある賞を受賞している。児童文学の分野でも成功をおさめている作家。
シルビア・ディアスとアラセリ・グティエレスはともに、テレビ番組の協力者として知られる。出会ったころから特別な関係を持ち、大きな友情で結ばれている。
シルビアはジャーナリストでゲシュタルト心理学のセラピスト。ホルヘ・ブカイとともに、メンテ・サナやクエルポメンテといった雑誌に執筆している。
1975年生まれ。戯曲を3本書き、そのうちの2本を出版、児童書も2点出版している。セビーリャ在住で、「ディアゴナル紙」や文学雑誌「バカシオネス・エン・ポローニア(ポーランドの休日)」で、主に物語を寄稿している。