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印刷工 ゾーリンガーの冒険
パブロ・ドルスは1963年マドリード生まれ。著者の祖父は随筆家で美術評論家のエウヘニオ・ドルス。ニューヨークの大学を卒業、ローマ、プラハ、ウィーン(当地ではドイツ文学を専攻)で哲学と神学を学んだ後、「テオポエティカ:文学体験の神学」と題する論文で博士号を取得。ウィーンではドイツ研究を専攻する。作家としては2000年に、短編集El estreno(初演)と、エラルデ賞最終候補に残った小説Las ideas puras(純粋なアイディア)でデビュー。その後、El estupor y la maravilla (仰天と驚嘆、2007年、Pre-Textos); Lecciones de ilusión (幻想の教訓、2008年、Anagrama); El amigo del desierto (砂漠の友、2009年、Anagrama); Sendino se muere (センディーノ死す、Fragmenta)、 Biografía del silencio (沈黙の伝記、2012年、Siruela)、El olvido de sí (無私の心、2013年、Pre-Textos)を出版。カフカ、ヘッセ、ミラン・クンデラと関連性があり彼の作品は、批評家からで好評を博している。