パブロ・アランダは、スペイン文献学士で、疲れをしらぬ旅人。さまざまな職業につき、精神病患者のコーチ、犯罪を犯した少年の教官、オラン(アルジェリア)大学でのスペイン語講師などをつとめてきた。2003年プリマベーラ賞最終候補となった小説La otra ciudad(別の町)を刊行してからは、小説と、さまざまな出版物のコラムや旅行記事の執筆に専念している。
パブロ・カサクベルタはウルグアイ人作家。映像アーティストでもある。これまでの作品にEl mar, Aquí y ahoraなど。彼の作品はメキシコ、コロンビアでも出版された。
パブロ・チャモーロは本書の中心的執筆者であり、エコムンディス出版社の代表。環境科学分野におけるこれまでの経験を集大成したのが本書。15年以上にわたって環境コンサルティングの立場から企業や公的機関を対象に助言してきた。そしてこの度、エコロジーと持続的発展に対する使命と、ワインへの情熱を本書の執筆に傾けた。この6年間エコムンディスの代表として企業・機関の環境部門を対象に出版物を製作、CSR報告書を作成、その他関連物の編集に携わってきた。
パブロ・マンサーノ(1972年アルゼンチンのサン・ルイス生まれ)は、バルセロナ在住の文芸翻訳者で、児童書出版のプロデューサー。これまでにラジオ、テレビ、音楽、アマチュアビデオなどを手掛けてきたが、現在は小説の執筆に専念している。他の著書にEl rencor de los bufones (道化師たちの恨み、Barataria、2006年)がある。
異端で大胆なアルゼンチンの小説―その代表としては、ポーランドから亡命してきた作家ヴィトルド・ゴンブローヴィッチがあげられる―の伝統の、まぎれもない継承者。
パブロ・タンブスシオ(1981年ブエノスアイレス生まれ)は、ブエノスアイレスで音響映像を、国立美術学校でビジュアルアートを学ぶ。児童書、新聞雑誌、映画、テレビ等でフリーランスのイラストレータとして活躍。伝統的技術とデジタルを組み合わせた手法で、アルゼンチン、スペイン、メキシコ、プエルトリコで作品が出版されている。