ロレーナ・チャネスは1984年11月1日、ウルグアイのモンテビデオで生まれる。1990年に両親と姉妹とともにスペイン(バルセロナ、エル・マスノウ市)に移住。パリとマドリードで暮らした後、現在再びパリに暮らす。バルセロナ大学で物理学を学び、現在パリのÉcole de Neurosciences 博士課程に在籍。本書で第15回セビーリャ大学文学賞受賞。
1970年マラガ生まれ。マラガ大学で心理学を専攻。現在は執筆活動をしながら、子どもや女性の支援専門のNGOで活動し、講演、若者向けの創作や読書へのアニマシオンのワークショップなどを行っている。
ずっと物語を書いてきたが出版する勇気がなく、自分の書いたものなどたいした価値はないと思いしまいこんでいた。だが、ある日、Los Cinco en el Cerro de Contrabandista(エニド・ブライトンの児童読み物)の1章を読んだとき、本書のストーリーがひらめき、マラガを舞台にしたヤングアダルト向けファンタジー3部作の1作目となった。
バルセロナ大学美術史学学士。卒論はL’Hospital de Sant Pau; aproximació a una lectura ornamental。リュイス・ドメネク・イ・ムンタネーの専門家であり、ドメネクおよびモデルニズモ関連の展覧会キュレーター、文化行事責任者を務めてきた。ドメネク関連記事の執筆もある。カネット・ダ・マールのドメネク館美術館館長(1991-2005)、現在はドメネク財団会長。
ルイス・アルフォンソ・アラングレンは哲学で博士号、神学で学位を取得。長年にわたり、公立学校や社会的疎外状況におかれた若者たちの支援プロジェクトで指導にあたってきた。7年間スペイン・カリタス・ボランティアのプログラム責任者を務める。スペイン、ポルトガル、ラテンアメリカで組織化された有能なボランティアの重要性・開発・必要性に関する講演をする。2003年からPPCの編集長。
1941年、バルセロナ生まれ。長年広告業に携わり、グルーポ・バサット・オグルビー・エスパーニャ創業者、名誉会長。マドリード・ヨーロッパ大学コミュニケーション人文学部名誉博士号の他、輝かしいキャリアをつうじて受賞歴多数。著書にEl Libro Rojo de la Publicidad(広告レッドブック、1993年)、El Libro Rojo de las Marcas(ブランド・レッドブック、1996年)、Confesiones personales de un publicitario(ある広告人の個人的告白、2008年)。旅をし語ることに疲れを知らず、現在も世界を駆け巡って講演を続けている。カルメン・イ・リュイス・バサット基金をつうじての困窮者援助にもかかわり、さきに開館したマタロー現代美術館では、個人的コレクション1500点以上を展示予定。