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いまいましい地球人め!
パンク・ミュージックが爆発的ブームになろうとしていたころ、マドリードに生まれる。首都のベッドタウン、彼の言葉を借りれば「地球上でもっとも凡庸な場所」で育った。そんな環境から逃れようと、ごく若いうちから執筆、作曲、漫画を描くことを始め、近くの映画館で二本立てを片っ端から見た。いくつものバンドで演奏し、2枚のレコードを録音した。今は亡き同人誌にイラストや文章を載せもした。現在、様々な音楽プロジェクトに情熱と同時に無謀さをぶつけながら、自身の録音スタジオで音の鳴る仕掛けを作りだし、作曲し、ドラムをたたいている。「プロテシス誌」で連載しているコーナーのタイトルはEl cowboy japonés(日本人カウボーイ)。本書¡Malditos terrícolas!は、著者の初めての小説。