この著者の本をみる
-
スピノザ・クリスタル
フアン・アルナウは1968年バレンシア生まれ。マドリードで宇宙物理学を学ぶ。インドの哲学者たちが宇宙について語る生の声を聴くためにベナレスに行く。その後、インドで学んだ事を深化させるべくメキシコ行きを決意。サンスクリット語を学び、古文書を読み、10年以上にわたり解明を続けて来た。サーンキヤ哲学と仏教哲学に親しみ、ナーガールジュナ(2世紀に生まれたインド仏教の僧)のような懐疑論者や、ヴァスバンドゥ(古代インドの仏教僧)のような精神哲学者たちと出会う。それらの研究の成果から一連の本とエッセーが生まれた。Fundamentos de la vía media (ナーガールジュナの『中論』、Siruela) 、Abandono de la discusión de Nagarjuna (ナーガールジュナの『廻諍論』、Siruela)、 La palabra frente al vacío(無を前にした言葉、Fondo de Cultura Económica)、 Arte de probar (証明すると言うわざ、Fondo de Cultura Económica)、Cosmologías de India (インドの宇宙論、Fondo de Cultura Económica)、 Antropología del budismo(仏教の人類学、Kairós)、Rendir el sentido (意識を征服する、Pre-Textos)、 Elogio del Asombro(驚き礼讃、Pre-Textos)、 Vasubandhu (ヴァスバンドゥ、Pre-Textos)、Leyenda de Buda(ブッダ物語、Alianza)である。