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セルバンテス小史
ホセ・ミゲル・カバニャスはマドリード・コンプルテンセ大学で地理と史学の学士号を取得。16世紀後半のスペイン史及び欧州史の専門家。フェリペ2世の治世で、宮廷人として常に権力や重大な出来事の中心にあった完璧な人物として知られる、スペイン大使ベルナルディノ・デ・メンドサ(大使、作家、軍人にしてスパイでもあった)を通して見た、国王フェリペ2世時代のスペインとエリザベス1世時代の英国との国際関係・外交関係を主に研究してきた。著書に、Don Bernardino de Mendoza, un escritor-soldado al servicio de la monarquia católica (1541-1604)(ベルナルディノ・デ・メンドサ、カトリック君主に仕えた作家兼軍人 1541年-1604年)とReyes sodomitas(同性愛の王たち)がある。後者は、同性を好んだとされるルネッサンス及びバロック時代の君主たちの愛と人生を描いたもの。